2006年07月22日

蜂にしてみれば……「無差別大量殺戮現場」

今日も便利屋さんのバイトで人生初体験!
蜂の巣の駆除をやってきた。

それだけでなくて、午前中は小さな引っ越し作業があったのだけど、昨日はテンション上がったテレビ局での撮影。今日は、雑用バイトと我ながら変な生活……?

さて、蜂の巣駆除。
オレは結局、全く手を出さなかったのだけど、「これから蜂の巣やりにいくよ」と社長に言われて「エッ……あ、はい……」と正直ちょっとビビった……。オレは蜂に刺されたことないけど、オレのオカンは2回も刺されている。
2回とも洗濯物に入っていてそれを知らないで身に付けようとして「プスリ!」だ。1回は靴下、もう1回は、何とパンツだった。

オシリ刺されてのたうち回っていて、申し訳ないが笑い転げてしまった。普通調べてからはくだろ?でもそれ以来、オレも蜂が恐くなった。

でも、笑い事ではない、蜂に刺されて日本全国で年間30〜40人も毎年死んでいるのだから。蜂の毒自体は大したことなくとも、アナフィラキシーショックといって、強いアレルギー反応が出て、呼吸困難になったりするらしい。

で、このアレルギー反応は2回目以降の方がヤバいらしいね。だから、一度刺されたことがあって、それがひどく腫れたりした人は、山などに行くときは、「自己注射用エピネフリン注射液」とかいうのを持ち歩いとかないと”命が”ヤバいらしい。

さて、駆除現場。
大きな蜂の巣が、アパートの外階段の踊り場の下にある……という連絡を受けていたので、見に行くと、やっぱりあった!

じょうろのような形をしたアシナガバチの巣だ。
10匹ほど巣の周りを飛んでいるが、本当はもっといるらしい。
「どこか働きに出てるんだな。普通雨のときは巣にいるもんだけど、ここんとこ長雨だからエサ探しに出かけてるんだろ」と社長。

そそくさと作業準備を開始する社長。
上だけ宇宙服のような防護服を着て、手には革手袋。腰にはガンタイプの殺虫剤をぶら下げて、まるで月世界の探検隊だ。

最近はこの防護服着ていなかったのだが、つい先日気を抜いてやっていたら顔を刺されて、パンパンに膨れ上がったらしい。

で、今日は月面探検隊。
脚立に上がっていき、捕虫網を巣にかぶせ、ガンスプレーでシュッ!

……それでおしまい。あっけないものだ。(これで結構な料金取るのだから、人のイヤがる仕事はオイシいよね)

しばらく待っていると、一匹、勤務先から巣に舞い戻ってきた。
そのアシナガバチは、突然の我が家の喪失にとても戸惑っているように見えた。

社長が、そいつも網で取って、殺虫スプレーをシュッ!
スズメバチとは違い、害が少ないとはいえやはり、刺される危険があることに変わりはない。しかたない。

腕に止まった蚊を叩いて潰すのに、何の気持ちも抱かないのに、蜂の巣を駆除するのに少し心が痛むのは、やはり、「懸命に生活を営んでいる家族のシーン」を見てしまったからか?「真面目に一生懸命みんなのために働いていた蜂」のけなげさに感じ入ってしまったからか?

こういう時、全く何の気持ちも抱かず、事務的に作業をこなすのも、逆に蜂一家(?)が可愛そうで、涙をこぼすのも適切ではない。

ちょっぴり、胸の痛みを覚えつつ、心の中で蜂たちに謝りながら正確に作業を行う。それが正解のような気がした。

オレは役者。
感じる心の感度は鈍らさない、感じた胸の痛みは忘れない。

そういう気持ちは、絶対にピュアなままキープしておかなくてはと、蜂の死骸の山にそう誓った。

posted by タカシ at 01:16| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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