2006年07月21日

人の振り見て……

今日は、久々にドラマの撮影でした。

家族の話で、オレは主人公のOLのフリーターの弟役で、ちょっとしか出ないんだけど、家族そろっての食事のシーンでメシをカッ食らって、とっとと自分の部屋に戻るっていう、そういう何げないシーン。

でも、何とこれが、「テイク12」まで行きました!

何でそんなに撮ったかというと、お兄さん役の人がエリート商社マンで、食事しながらOLに説教するってシーンで、その人が小劇場系の人なんだけど、あがってるみたいで、セリフをとちるは、噛むは、つっかえるは……。もう散々で……。

確かに、小難しい言葉を並べたセリフで、言いにくいとは思うんだけど。
で、おかずは鉄板で焼き肉だったんだけど、途中から食材が無くなって、「黒こげのスミ」を食べてました……orz.

オレのセリフは、途中一言「知らねえよ」。

ちょっと長回しめの2分位のシーンで、その間、黙々とメシ食っているので、「テイク5」位からはもう、腹一杯。その人は、セリフの同じところでいつもつっかえるので、途中からその「魔のセリフ」までは警戒してセーブして食べるようにしてました。

さすがに段々と空気も重くなっていって、余計にプレッシャーのかかる状態で、そうなると仕切り直しはなかなか厳しいよね。
オレと同じ関西の人なので、標準語も問題のようでした。
しかも、やっとうまく行ったときに、たまたま他の人が間違えたり……。

普段使い慣れていない言葉のセリフをリアルに言おうとすると、頭と気持ちの間でケンカしてつっかえちゃうんだよね。「セリフは口に覚えさせておく」(by演技コーチ)、ことをやってないからダメなんだよ!
と、人の振り見て、大いに勉強させてもらいました。(とにかくもう食い過ぎて辛かったけど……)

でも、そんな状況の中でも、レッスンの成果か、めげずに自分の責任はきちんと果たすことが出来たと思います。何回やろうが、前と同じことをやるのではなく、毎回新たな気持ちで、自分のそのシーンの課題、つまり「そこで表現しようと決めたこと」を持つ。それは出来たと思います。

誰かが間違えて、それをフォローするまでの実力はまだないけど、自分がしっかりと自分のパートをキープすることが、ささやかだけどその人の助けにもなるのではと思った一日でした。
posted by タカシ at 02:22| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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