2006年07月18日

「心の中の”ゴミ屋敷”を片付けること」

今日は、近所の便利屋さんのバイトで、ナント人生初体験!
ニュース番組などで定期的に話題になるあの「ゴミ屋敷」の片付けに行った。

現場到着前の社長の言葉によると、「今日は”1メートルちょっと”だから大したことないよ」とのこと。

プロは、ゴミ屋敷のレベルを、”高さ”で表すらしい!
何の高さか?というと、もちろん「部屋に積もったゴミの山の高さだ!!(キャーッ!)

今まで最大「1メートル70センチ」をやったことがあるらしい。部屋の隅じゃないよ、部屋の中全体にこの高さのゴミが積もっているのだ!そして住人は、”その上で”生活をしているのだ!

想像できるだろうか???

ちなみに、もっとハイレベルになると、今度は「2トントラック〜台分」という基準になるらしい。今週末には、2トントラック30台分(!)の大物が控えているそうだ。(料金は、企業秘密だが、1台分で大体10万円。ということは……!)

さて、現場到着。今日は正確には「ゴミ屋敷」ではなく、アパートの一室だ。
アパート前にトラックを止めたとたん、ほのかな”異臭”が漂ってきた……。
オレの背筋に寒気が走ったのを察してか、「くれぐれも、見て『ウワーッ!』とか言わないでね。お客様に失礼だから」との社長からのお達し。

気を取り直して、”お客様”に挨拶をして、部屋に入る……。

ま、ここから先は、皆様のご想像におまかせします。
写真なども、やはりとても載せられマシェ〜ン。

でも、今回は比較的楽な方だと社長は言っていた。
ゴキブリ、ゲジゲジなど、虫や動植物も全く出迎えてくれることはなかったし……。

一番辛いのは、「ネコ屋敷+ゴミ屋敷」らしい。
生きてるのが辛くなるほどの臭いで、洗ってもなかなか取れないそうだ。

普通の感覚の人間からは想像もできない世界だが、”お客様”はいたって普通の人。社長によると、女の人、特に美人も多く、「何でこんな人が……」と思うケースがほとんどらしい。で、みんなお勤めや身なりはしっかりしていて、普段の悪臭も感じさせないらしい。それぞれ、そういう見かけは普通に生きる”テクニック”を持っているらしい。

そう、つまり、その部屋の中は、その人のまさに「内面世界」だったのだ!


人は、人生で留まって逡巡していると、心の中に少しづつ”澱”が溜まっていく。その象徴が積もり積もった”現実世界のゴミ”なのだ。

ゴミ山と格闘していると、その”地層”から所々に、ゴミ袋やホウキなどの掃除道具、それに掃除機などが発掘される。”お客様”は、そのとき現実を見て「立ち直ろう」と考えてそれを買ってきたりしたのだろうと推測される。

ゴミ山は彼の「過去の時間の軌跡」なんだね。


演技コーチが言っていた。
「演技とは、『ある考えを自分の意志で持つ』ということでもある。”考え”というものは、お金もいらないで、一瞬で『オレは日本で一番!』とか『あたしは女が好き』どんな考えでも持てるけど、逆にどんなにお金を積まれても、暴力で脅されても、その人が変えないかぎり決して変わらない」

そして、コーチは続ける。
「『考えを持つ』には、『考えを捨てる』こともできなくてはいけないのです。つまり、考えを捨てること、手放すことが出来ない人は、自由に新たに考えを持つことができないのです」

参照:「考えを持つ&捨てる」


演技レッスンとは、まさに「自分の心の中のゴミ屋敷を、キレイに片付けること」なのかもしれないな、とふと思った一日だった。

(ちょっときれいにまとめすぎ?ま、お片づけだけにヨシとしよう!)

posted by タカシ at 01:15| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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