2006年07月09日

「新たな視点」ゲットの瞬間!

今日レッスンがあって、朝から電車に乗ったんだ。

いつもより一本遅く乗ったら結構混んでいて、新聞が畳んでようやく見れるかな……っていうぐらいだった。(土曜日なのにね)

で、今日の電車はなぜか急発進、急停車でよく揺れた。
土曜なので、新人運転手が練習してるのかもしれんな……、と思っていたら、ついに、目撃したのだ!

オレにとってはすごい衝撃だった。

もったいぶらずに、何見たかって言うと……電車が揺れるたび、スポーツ新聞読んでいたとなりのおっさんが、そのまた隣の負け犬OL風のネエちゃんの方に、ヨロっとしてたわけよ。で、そのたび「あっ、失礼」なんて言ってたんだけど、ネエちゃんは、表面的には「あ、いえ」なんて答えてたけど、内心明らかに「ちゃんと自分でつり革つかまっとけこのハゲオヤジ……」って感じだった。

で、電車が途中の加速で大きく揺れた時、そのおっさんが「うっとっと……」と変な声だして遂にネエちゃんにちょっとぶつかった。

新聞を持った手がネエちゃんの頭にぶつかったのは、ホントにちょっとだったんだけど、その後の、ネエちゃんの顔。

見事に、身体は斜めを向いて、目は相手の顔から足元まで視線を上下させていた!

「おお!これだ!これぞまさしく、レッスンでやっている”イラついてる”視線の動きだ!」


解説すると、演技のレッスンで、「目の動きと呼吸」だけを使って様々な感情を表現するという訓練がある。

コーチに言わせると、意識的に感情表現において、身体の部分でコントロールしていいのは、目(眼球)の動きと呼吸だけなんだそうだ。それ以外、例えばまゆ毛とか口元とか、その他の顔の表情をコントロールすると、とたんに「作ったウソ芝居」になってしまうそうだ。

で、「イライラした感情」のとき、つまり相手を自分に害を与える危ないヤツだと思っているとき、人は半身になって相手から攻撃されてもいつでも逃げたりできるよう身構え、そして、目線は相手の目から足元までを見渡すように上下に動くそうだ。

それをやってる実際のドラマのシーンをいくつか見せてもらったり、コーチに実際にやってもらったり、自分でやったりして、それなりに”理解”はしていたが、実際に現実の人間がそれをやるのを目の当たりにして、まさに「本物を見た!」と思ってワクワクしてしまった。

OLネエちゃんは、イライラしてたのに、その姿をワクワクしてみてるなんて、端から見れば「変態野郎」だったかもしれんね。目が合っちゃって「何見てるの……?」って感じでにらまれちまったい……。

でも、ホント人間観察って大事だなって改めて思った。
レッスンやってなかったら、こんな面白さに気づきもしなかったかもね。

役者は、人間を演じる。
でも、ふだんの生活では、その演じるはずの人間を自分自身も含めてよく見ていないんだよね。

だから、いざ演じようとすると「どうすればいいんだっけ……」って戸惑うことになる。

レッスンでやってたときは「ホントにこんな風にやるヤツいるのかな……?」って正直思っていたけど、いざ”本物”を見たら、演技より派手な動きの感じがした。

まさに「事実は小説よりも奇なり!」(ちょっと使い方違う?)

これからも街中でもバイトでも、”人間”を観察して、「新たな視点」を身につけ、オレの演技がリアルで人により伝わるモノになるよう、磨いていきたい!そう思った。

「日々是演技レッスン!」

明日も、がんばるぞ!
posted by タカシ at 00:32| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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