2006年07月05日

ズボラ役者のお手軽リアル演技法

演技理論とか必死になって勉強している人がいます。スタニスラフスキーの「俳優修行」なども顔をしかめながら読んでみたりとか……。

実はちょっと前のオレです。
本を読むのは好きなので、あまり苦にはならないけど、正直実際の演技の教科書として使えるのは、今の演技ワークショップでも推薦している、アカデミー賞を2回も取った俳優、マイケル=ケインが書いた「映画の演技」位だと思う。

理屈こねるんじゃなくて、実際にどうかで示してほしいよね。

で、今回は「ズボラ役者のお手軽リアル演技法」の紹介。
自分は、のんびりと構えて他の人やものを使ってリアルに演じてるように見せる、まさに他力本願お手軽演技法!
これ面白いので、全部そのまま載せておきます。

−−−−−○−−−−−

さて、今日は、難しい理屈は抜きにして、ズボラなやり方をお教えしましょう!

ぜんぶ人まかせのやり方です。

あなたは必死で頑張って「自分の感情をコントロールしよう……」なんて思わないで、他人に動かしてもらえばいいのです。

そう「心を動かす」のではなく「心を動かしてもらう」のです。
あなたはただその心が動くきっかけとなる何かを”見つける”だけです。

例えば、怒った演技のとき、目の前の人のにくたらしい仕草や表情を見つけ、それをきっかけに怒ってしまえばいいのです。

例えば、大好きな人に告白するシーンでも、目の前の人に自分の好きな所を見つけ、それで「恋する気持ち」になってしまえばいいのです。

簡単でしょう?

ポイントは、思い込むのではなく、”見つける”。つまり知覚するのです。
これは、視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚、すべて使えます。

何らかの知覚を使って、その必要な感情に動かしてもらえばそれでOKです。後はあなたは決められたセリフをしゃべり、決められた動きをすればいいだけです。

退屈なときには、何を見ても「つまらない」ものしか見えない。
怯えているときには、ちょっとの音でもそれにビビってしまう。
悲しいときには、何を見ても「楽しかった昔の思い出」とかが蘇ってそれに涙してしまう。

などなど、「感情のスイッチ」を、自分のまわりの、他人や環境、状況によってポチッと入れてもらえばいいのです。

そしてその入ったスイッチは、絶対に自分で切らないこと。
そうすれば、感情はそのシーンに沿ってベストなように自然に揺れ動いていきます。最後の感情は、「カット!」の声で切ってもらいます。

これだけです。
簡単でしょう?勇気を持って、でも必死にならないで、ズボラに周りに影響されて演じましょう!

−−−−−○−−−−−

どうですか?
面白いでしょ?

そのときの周囲の状況を〜〜〜だと思い込むっていうことですね。

でもそう思い込めない状況だったらどうするんでしょ?
たとえば、恋人役がどうしても自分のタイプじゃなかったり……。

まあ、プロならそれでも「エイヤッ!」と気合い入れてやるしかないですが、そしたらもう「ズボラ」じゃあなくなってるかも……?


posted by タカシ at 21:40| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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